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2012 年 2 月 のアーカイブ

おっちゃんの手はふわふわ

2012 年 2 月 27 日 Comments off

今日は午後新宿に出掛けておりました。

んで、帰りの電車で、隣に座った作業服のおっちゃん。

爆睡しとります。

もー、ぐたーっ、となって市川にもたれかかって寝ております。

よれよれのくたくた。無防備を絵に描いたような感じ(しかも作業服姿なんて美味しすぎるじゃないのよ!)。

畜生!何だよこのおっちゃん!

可愛い。可愛すぎるぜっ。

しかも次第にこのおっちゃん、寝ぼけているのか手がふわふわと泳ぎはじめる。

微妙に手が市川の側に泳いでくる。

ふわふわ~。ふわふわ~。

この手。

この手なのよ!

このおっちゃんの手!

ちょっと毛がもじゃもじゃしてるのよ!

いわゆる「パパ毛」が生えてるのよ!

ふわふわ~。ふわふわ~。

握ってくれと言っているのか!? そうなのか!? これは握ってくれと言っているんじゃないのか!?

握ってもいいのか!? これは握れって命令だな!そうだ絶対に命令だ!

思わず手を握りそうになる自分を、市川、無理矢理押さえつけるのに必死。

猫じゃらしを目の前でされているにゃんこを想像して頂きたい!

目が!目が!目が!

パパ毛の生えたおっちゃんの手に吸い寄せられる!

(おっちゃんの手が左側に行った)にゃあああああああああああああっ!

(おっちゃんの手が右側に行った)にゃあああああああああああああっ!

握ったら変態です。

世の中の作業服の可愛いおっちゃんたちに言いたい!

そんな思わせぶりな態度はイヤよイヤよやめてやめてよしてっ!(思わせぶりでも何でもない上に市川単なる傍迷惑)

ふわふわ~、ふわふわ~。

くっそー。

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「OTONAそらいろフラッター」

2012 年 2 月 24 日 Comments off

昨日、Twitterでお伝えしたのですが、漫画「そらいろフラッター」(byおくらさん)終了記念をお祝いして、市川、しょーもない漫画描きました(笑)。いやあ、登場人物の狛江君が好きで好きでタマらず、んでももってヒデさんが市川にはどーにもこーにも一番怖~い人にしか思えず(笑)。狛江君の処女を奪えるのは絶対にヒデさん!と思って描いたわけです。うーんうーんうーん、実際にオチンチンとか描いてないんだから18禁じゃなくていいのかな……この辺は結構本気で物凄く迷うとこですが(笑)。

「そらいろフラッター」は、自分たちの「性」に直面する高校生たちの姿も面白いのですが、それと同時にセクシュアリティのゆらぎを実に見事に描いているところがスゴイな、と思うわけです。実際に性的指向とはグラデーションなのではないか、ということは言われているし、そこで自分が何者であるか(「ゲイ」である、「ヘテロセクシャル」である、「バイセクシャル」である、「アセクシャル」である等々)を選択して定義してゆくのはライフステージにおける別の段階だったり、政治的戦略だったりするわけで。若いからこそ、迷ったり、決心したり、それでも迷ったりを繰り返す、そしてそれを曖昧だ、若さ故の未熟さだ、という言葉で断罪してしまうのではなく、as it is(そうであるもの)としてさらりと描いている、それを「そらフラ」で描かれていることはスゴイなあ、と思っているのです。

10年後に「そらフラ」の彼らと再会したら、能代なんて「僕……結婚したんだ」とか言いそうじゃないですか?それはひとつの人生なのだけれど、 「僕は君が好き」だけでは終われない、「僕が君を好きだと思っていることを世間にどう思われるのか。そのプレッシャーの中で僕はどう生きることを選ぶのか」という中で生きなければならない、厳しい現実が彼らの背後にはある。そしてその姿が可愛らしくも淡々と描かれてゆく。希望と悲哀が薄皮一枚の裏表にある現実の上に描かれてゆく彼らの物語。これは本当に切ないことだと思うのです。

でも、この漫画読んでたら、市川、高校時代、屋上でサボってばっかいたなーと思い出しました(笑)。狛江君みたいな同級生と一緒に(笑)。甘酸っぱい思い出~~~~゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚(笑)

「そらいろフラッター」、可愛くて面白いっス。是非是非どうぞです。

http://yellowparka.is-mine.net/yp_sora.html

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最近読んだもん

2012 年 2 月 21 日 Comments off

ここ1週間ぐらいで読んだ本は、ベルント・ブルンナー「熊 人類との「共存」の歴史」と木内昇「漂砂のうたう」でござりまする。あ、今はぽっちりぽっちり坂口安吾を読んでたりします。Twitterで「安吾面白れーっ」とか言う書き込みあって、どーれと思いまして。学生時代、「桜の森の……」は読んだんですが、すっかり忘れておりましたわい(;´Д`)。でも「夜長姫と耳男」を読んだけど確かに面白れーっ!

「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならないのよ」

スゲくないスか、これ!

ベルント・ブルンナーはプレビューを見ると、人は何故、熊に親近感を覚えるのか、とか、熊と人間の関わり合いの歴史雑学っぽかったので、読んでみたいなーと思ったのですが、うーむ、ちょっと自分には漫然とした感じで………。もっと突っ込んで読みたかったので、それはまた何か本を見つけてみたいと思います。

「漂砂のうたう」は明治10年の遊郭を舞台にした時代小説なのですが、手に取るまで、直木賞受賞作品だとはまったく知らず……(市川、ホントに不勉強なのです)。遊郭を男の視点から描いているという面白さもあって、読んでいくうちにぐいぐい引き込まれました。時代が変わっていく時代、取り残されて、どうすればいいのか分からず、主人公・定九郎は何をやっても自分が駄目駄目な気がして、ホントにどん詰まり感たっぷりなところに、市川思わず親近感が(笑)。小説の中に落語家・ポン太、というのが登場するんですが、何故か頭の中でずーっと火野正平を思い浮かべとりました……何故だろう(笑)。

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