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「OTONAそらいろフラッター」

2012 年 2 月 24 日

昨日、Twitterでお伝えしたのですが、漫画「そらいろフラッター」(byおくらさん)終了記念をお祝いして、市川、しょーもない漫画描きました(笑)。いやあ、登場人物の狛江君が好きで好きでタマらず、んでももってヒデさんが市川にはどーにもこーにも一番怖~い人にしか思えず(笑)。狛江君の処女を奪えるのは絶対にヒデさん!と思って描いたわけです。うーんうーんうーん、実際にオチンチンとか描いてないんだから18禁じゃなくていいのかな……この辺は結構本気で物凄く迷うとこですが(笑)。

「そらいろフラッター」は、自分たちの「性」に直面する高校生たちの姿も面白いのですが、それと同時にセクシュアリティのゆらぎを実に見事に描いているところがスゴイな、と思うわけです。実際に性的指向とはグラデーションなのではないか、ということは言われているし、そこで自分が何者であるか(「ゲイ」である、「ヘテロセクシャル」である、「バイセクシャル」である、「アセクシャル」である等々)を選択して定義してゆくのはライフステージにおける別の段階だったり、政治的戦略だったりするわけで。若いからこそ、迷ったり、決心したり、それでも迷ったりを繰り返す、そしてそれを曖昧だ、若さ故の未熟さだ、という言葉で断罪してしまうのではなく、as it is(そうであるもの)としてさらりと描いている、それを「そらフラ」で描かれていることはスゴイなあ、と思っているのです。

10年後に「そらフラ」の彼らと再会したら、能代なんて「僕……結婚したんだ」とか言いそうじゃないですか?それはひとつの人生なのだけれど、 「僕は君が好き」だけでは終われない、「僕が君を好きだと思っていることを世間にどう思われるのか。そのプレッシャーの中で僕はどう生きることを選ぶのか」という中で生きなければならない、厳しい現実が彼らの背後にはある。そしてその姿が可愛らしくも淡々と描かれてゆく。希望と悲哀が薄皮一枚の裏表にある現実の上に描かれてゆく彼らの物語。これは本当に切ないことだと思うのです。

でも、この漫画読んでたら、市川、高校時代、屋上でサボってばっかいたなーと思い出しました(笑)。狛江君みたいな同級生と一緒に(笑)。甘酸っぱい思い出~~~~゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚(笑)

「そらいろフラッター」、可愛くて面白いっス。是非是非どうぞです。

http://yellowparka.is-mine.net/yp_sora.html

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