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2015 年 2 月 のアーカイブ

マックス・ラーベとパラスト・オーケストラ

2015 年 2 月 27 日 Comments off

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えーと、大戦間時代のベルリン、な感じで歌いますよ、楽団やりますよ、という方達です。
あ、勿論現代人のドイツの人達です。

Max Raabe & Palast Orchester

当時の「歌謡」ってのがどんな感じだったのか、というイメージが分かる、と言いますか。
しかもマックス・ラーベは直立不動で歌う!
ピシッ!
燕尾服着てます。
いやあん、素敵素敵♪
(あ、いや、絶対いつも直立不動でもないし、いつも燕尾服、ではないですが)

ってか、マックス・ラーベって2007年に来日してたのね……orz
馬鹿馬鹿市川の馬鹿っ!
まあ、当時はまだまだそこまで大戦間時代に興味が一杯あったわけではないので仕方無い。

あ、まあ所詮いつもの市川の浅さで、詳しい活動とかは分からないや(汗)。
でも、えーと、堅苦しく当時の音楽をやっているというよりは、楽しくって言うんでしょうかね。
王道の曲も歌いますが、ポップスのカバーもやってます。
わざとおもしろ可笑しくして。
ブリトニー・スピアーズの「Oops I did it again」を歌ったときには……もうw
あと、Salt n Pepaの「Let’s Talk About Sex」とかw
「冗談が分からない堅苦しいドイツ人」というステレオタイプを自分たちで分かった上で、「生真面目」な風を装ってポップスを古い歌い方(20年代30年代独特のアレです)で歌っているので妙におかしいです。「Let’s Talk About…」とか「Sex Bomb」とかおすましさん顔で格調高く「セックス」「セックス」連呼するなや、みたいなw ドイツ人が「Let’s Talk About Sex」だなんて言うと、コンドーム、というよりは衛生サック、とか、黄体ホルモンとか体外受精とか、ホントに医学・医療の話にしか聞こえないとゆーか……。そこを逆手に取っております。 YouTubeで検索してみてくらはい。

しかし、ホントにドイツ語が分かれば楽しいのに……と思う今日この頃。

あ、そうだ。公式ページのビデオサンプルには幾つか、大戦間時代のキャバレーをイメージしたものが含まれています。そこでは男のコ同士がキスしてたり、ナチス制服の男が燕尾服の男とイチャついていたりのシーンなどが登場しとります。まあ大雑把に戦前ドイツ、というよりも戦前ベルリンはそういうような都市だったのでござる。

(画像は公式サイトhttp://www.palast-orchester.de/より)

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マハラジャスタイルで結婚式……ではなかった(汗)

2015 年 2 月 25 日 Comments off

最近色々同性パートナーの話が出ておりまするなあ。
では、ネットで見かけたインドで結婚式をあげたふたりの男の子たちのお話。

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A Gay Couple Got Married In A Small Maharashtrian Wedding Then Attended Mumbai’s LGBT Pride March
〈画像はbuzzfeed.comより)

131日にインドのムンバイで殿方同士が結婚式を挙げたんだそーな。

 

“A Gay Couple Got Married In A Small Maharashtrian Wedding Then Attended Mumbai’s LGBT Pride March”
こちらがタイトル(「ゲイカップルが小さなマハラシュトラスタイルの結婚式を挙げ、そのあとムンバイのLGBTパレードに参加」)。


しかしだ。市川ここで大きな勘違い。
タイトルにMaharashtrian(マハラシュトラの(インドの中西部の地方))という単語があるですが、市川これを速攻Maharajah(マハラジャ)と空目!
(空目、空耳が日常茶飯事過ぎる)


マハラジャ!


空目にしばらく気づくことなく、
もうこの単語に興味MAXだった市川です。
だって、気になるじゃない!マハラジャよ!?マハラジャスタイル!
踊るのっ!? やっぱり踊るのっ!?(んなワケはない)
マハラジャスタイルの殿方同士の結婚式!
映画になりそう!レッツ・マサラムービー!
頭の中に一本インド映画が出来上がってたすよ!


いんにゃ、空目です。
「男性同士小さなマハラジャスタイルで結婚式をあげる!」ではなく、
「男性同士小さなマハラシュトラ地方スタイルで結婚式あげる!」だそーで。
意味全然違うやん。

でも、インドの結婚式ってどんな衣装なのかしら、と興味津々。
勿論、地方によって違いは色々あるんでしょうが、どんな儀式を????
記事には、


『パンディットが、「メヘンディ(肌に描くヘナ・アート)、ハラディ、サングリートを含んだ」伝統的なマラティ形式の式を取り仕切った』

 

 

ぱ、パンディット????は、ハラディ?????

 

 

記事が短すぎて、はて、この辺は一体何が何やらwwwww

 

 

えーと、パンディットは……聖典をおさめたサンスクリット語の教師、あるいは学者、とありますなあ。ヒンドゥーの法律の専門家でもあるのね。うーむ、お坊様とは違うけど、結婚式を取り仕切ったりも出来る法律の専門家兼司祭のようなもの、と考えれば良いのかしら(ホントにこの辺はいい加減だw てか、いつものことだが、平たく言って市川、頭悪っ()。もっと頭脳の素晴らしい人たちの解説が欲しいよう~)。

 

 

でも、男同士の結婚式を挙げてくれるパンディットを見つけるのが難しく、今回はさらに、男性同士の結婚式用にマントラを色々と変えてもらったんだとか。
再びここで市川大興奮。
マントラ!呪文っスよ呪文!マントラだよ!
マントラとか言うと、すんごい超能力とか発揮しそう!
結界はって亡者を吹き飛ばしたり、覚醒したりしそう!(んなワケはない)
すげえ!どんな力が覚醒するんすかっ!(んなワケはない)

いや…………祝詞のことだよね、単に……そう。そうなの……(´・ω・`)ショボン

 

 

つきあって4年。これからも一緒にいたいと思ったふたりの今回の結婚。ご両親はふたりの関係には反対だそうで、その代わり友達や同僚、親戚、とくにいとこが色々協力してくれたんだとか。


そうは言っても、英国植民地時代の影響がある、インドの刑法377条では、同性愛自体がまだまだ違法とのことω`)。「LGBTコミュニティ全体が、勇気ある僕たちの一歩を祝福してくれているし、支えてくれているんです」と語る彼ら。新聞などがふたりの結婚を物凄い勢いで取り上げているそうですが、近所の人たちからは今のところは好意的な反応をもらえているのだそうで。この後、ご両人は結婚式の衣装のまま現地のLGBTパレードに参加しました、というお話。


市川クリステルがお伝え致しました。
マハラジャ!(まだ言ってる(汗))。

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昔々のゲイの写真…ではないんですが

2015 年 2 月 23 日 Comments off

「The Art of Manline」というサイトがありまして。
そこで「アメリカの昔の写真に見る、男同士の関係性の移り変わり」、って記事がありましたん。
もともとは、「Picturing Men: A Century of Male Relationships in Everyday American Photography」という本が元ネタ、ということですが、ちょっと面白かったのでご紹介をば。

と、いうか、まずは昔々、男の人達同士で撮った写真。
レッツラゴー。

 

port2 friendsportraitcivil2 friendsportrait12

friendsportrait2 friendssnapshot13 friendssnapshots7

male snaps11 snaps12

(全部写真はhttp://www.artofmanliness.com/より)

 

今見ると、いやん、男のコ同士仲いいわあ♪お髭のおっちゃん同士もいちゃいちゃしてていいわあ♪って感じですが(*´∀`*)。
まあ、これが実はゲイとかセクシャリティーとか全く関係無く、ってなことがそのサイトで説明されとります。
そもそも性別で別れて生活をしているような時代、男は男同士で活動する、女は女同士で活動するって時代(19世紀とかね)は、「よーし、友達同士写真を撮るぞ!」、となると、こんな感じに。膝に乗ったり、手を握ったり、抱きついたり。「僕たち親友同士だよね!」と言うと、こういう形で撮ることになったんだとか(勿論、彼らのセクシャリティおよびその自認がどうだったか、については別のお話になると思うのよ)。

確かに「ホモセクシュアル」なる言葉が世に登場するのは1869年なので(これについては面白いのでまた後日)、それまでは、「嫌だ、ホモっ!」って感覚がそもそも違う意味あいだった、ってな感じのことを、このサイトでは書かれているんですよねえ。平たく言えば昔々は聖書とかの「同性愛者氏ねや」ってときに引き合いに出される「同性愛」ということと、こういう同性同士の熱い友情の示し方はまったく全然別個のものと認識されてたってことよね、きっと。

でも、男女でもっといちゃいちゃ仲良くしてる写真とか撮ったら、当時だったらむっちゃセクシー過ぎて鼻血出ますがなって感じだったんだと思うです。もー、場合によっては暴動起こっちゃうレベルよね(*´∀`*)。

全然話が飛びますが、「最初のゲイ映画だ!」とか言われてたこともある「The Dickson Experimental Sound Film」で、男の人同士が踊っているのが別にゲイのラブリーかぽ-が、「俺達ラブラブだぜ!」っつって踊ってたわけじゃないってことと全く一緒ですな。

 

 

その後、カメラが小型化されて、もっと手軽に撮影を出来るようになったり、戦争があったりして、「男同士の愛情(アガペーとしてのよ?って、何だよそれ(笑))とか友情」の表現が、写真の歴史の中で変わって行った、って言うよーなことも説明されてんですが、何はともあれゲイじゃないけど、男同士がいちゃいちゃきゃっきゃうふふしてる写真はそれだけで可愛いと思うわけです(笑)。

ま、そうは言っても、彼らに「いやあん、ラブリーゲイかぽーみたいで可愛いっス」とか言ったら、「ざけんな!俺らはホモじゃねえっ!」、と、青筋立てて怒られるってのが現実なんですけどね。てか、多分刺される、ホント(笑)。

「The Art of Manline」ってサイトは、「失ってしまった昔の『男性性』というものを、もう一度思い出してみよう」ってな感じのサイトらしいのですが、昔の殿方はお髭をどうやって手入れしてた、だの、カウボーイブーツをどうやって手入れしてた、だのとか、とりあえずそこまでマッチョマッチョしてないサイトであります(詳しくは読んでないので、市川、責任持~た~な~い~♪)。

「The Art of Manline」は違うみたいだけどさー、最近だと同性婚とかISISとか諸々に対する反動保守でさー、もーねー、顔に縦線入っちゃうような男性性復権主義みたいなサイトも世の中にはあるのようー。結構相当無茶苦茶怖くなっちゃうことも少なくないのよねえ(;´Д`)。

 

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