私事で大変恐縮ですが、本日5月10日、ついに不惑の歳になりました。
うーん、以前は40代ってもっと大人に見えていて、20代の頃なんて40代の人たちに、「40代でいるってどんな気分?」と聞いてまわっていたことがあります(笑)(今にして思えば、単に相当失礼な人間です。まあ、ホントに自分としては疑問で疑問で仕方なかったのですが……)。果たしてこんなに至らない人間のまま40代になってしまっていいのかなあ、と思っています。もしかしたら自分にとっては「ちゃんとした大人になること」が永遠の課題になってしまうのかもしれません。うむむむむ。
■6月4日「野郎フェス2011」参加します!
さて、ツィッターでも告知をしたのですが、6月4日に開催される同人誌即売会「野郎フェス2011」に参加します。今のところ既刊の個人誌「行くぜ!明るい家庭計画!」の販売を予定していますが、出来ればあと1冊作りたいと思っているのですが…………。とは言え、現在数日間のうちに32頁原稿を描かなければいけない状態なので、正直、大きな声ではお約束出来ず……(汗)。くうううう、頑張るぞー。発刊できない場合でもペーパーは出しますのでお楽しみに!会場に来られる方、是非是非お声掛けくださいねー(多分、独りで相当孤独にしてますので(笑))。
野郎フェス2011ホームページ
サークルNo. A-14
■野郎フェスアンソロジー本参加します 「お巡りさんスイッチ!」
で、さらに今回、アンソロジー本が東日本震災被害支援チャリティーとして発刊されるとのことですので、そちらで8頁漫画を描きました。何か少しでも力になることが出来ればと思いますし、皆さんの楽しい気持ちにわずかでも貢献出来ればと思った次第です。漫画のタイトルは「お巡りさんスイッチ!」。町角発明家の主人公が「お巡りさんスイッチ」を発明して、同級生のお巡りさんにHな命令をしちゃう、そんな話です(笑)。ゴツイ筋肉オヤジの制服が描きたかった!ただそれだけなんですが……(笑)
野郎フェスアンソロジー本こちらで予約できます。

どもです。ツィッターをフォローして頂いている方達はお気づきかと思いますが、告知事項とか色々貯まりまくりまして…………。どうやって告知すればいいかなあと悩んでいるウチに、あれよあれよと言う間に……(泣)。てなわけで、ブログに思いつくままに色々書いて行くことから始めるぞ!と。
■今月(2011年5月)発売G-menから「黒熊町の肉弾野郎ども!」の連載開始!
「黒熊町の肉弾野郎ども!」は基本的に一話完結の読み切りで、「黒熊町」という町を舞台にした漫画です。こんな御時世、少しでも皆さんに楽しい気持ちになってもらえる漫画を描ければいいなあ、と編集部と相談して採用された企画です。色んな登場人物達が暮らす「黒熊町」、野郎同士でガンガンにサカっちゃう面白可笑しい町に出来ればなーと思います。
第一回目は「井上達也×長谷川弦道」。井上達也の住んでいるアパート・黒熊荘にプロレスラー・長谷川弦道が越してきて……という話です。長年憧れてきたプロレスラーと仲良くなることが出来たら……でもって、あんなことやこんなことが出来たら……一体どんなことになるのか、ってな内容です。
ちなみにこの連載には、市川が他に描いている漫画の主人公達も登場してゆく予定だったりします。例えば雑誌Super SM-Zでシリアスな調教をされちゃう登場人物たちが、黒熊町ではすっとぼけた人間達だったり、雑誌Comic GGの漫画の中でいがみ合っていた主人公達が、黒熊町では実はツンデレな恋愛に花を咲かせていたり。今まで描いた市川漫画の主人公達や設定も登場してゆきますので、「あ、このキャラクターは、あの漫画の登場人物だ!」「この設定はあの漫画に登場してたヤツだ!」と楽しんでもらえれば嬉しいです。
とりあえず次回、連載第二回には早速「FIRE CODE」の鬼塚隊長と周防一歩が登場する予定です。湾岸署での勤務時間外のふたりは、一体あれからどんなことになっているのか、こちらもお楽しみに!

この度は東北地方太平洋沖地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
正直なところ、まだ自分自身もきちんと心が整理されていません。友達の両親が被災し、彼は他の親戚と連絡が取れず、別の友達は肉親のために被災地に行き、救援物資が届かない現地で本当に辛い思いをしています。そして今、また別の友達が救援活動のために被災地に赴こうとしています。自分の周囲は情報や混乱が溢れ、国外に脱出する人たちも後を絶たず、私自身は自分の非力さ、無力さと向き合う毎日です。
それでも。
それでも、この大変なときに、生きる、という幸運の恩恵を受けることが出来た自分は、生きて、明日を続けていくのです。そして何が出来るかと言えば、今は、ただひたすらに日々をきちんと生きていくことなのではないかと思っています。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
<個人誌販売について>
本来でしたら21日開催される予定だった同人誌即売会J-Gardenから、久しぶりに作った同人誌(個人誌)「行くぜ!明るい家庭計画!」(元々「ウチのオヤジは俺の嫁!」という仮題でした)を販売することになっていました。果たしてこの販売をどうしようかと悩んでいたのですが、各方面と検討を続けた結果、当初より予定していた通りオンラインにて通信販売を行うことに致しました。今後、22日以降、幾つかの通販サイトにてご購入いただくことが出来る形になりますが、個人的にまだどうしても「販売しますよ!」と言える精神状態ではないので、後日、改めてどちらのサイトにてご購入いただくことが出来るか等の詳細についてお知らせさせてください。
また、今回の個人誌については1冊お買い上げにつき100円を、義捐金として日本赤十字社にお送り致します。
<単行本について>
そしてもう1件。今月末に私のSM漫画を集めた単行本「現場監督淫刑」が発売されます。雑誌「Super SM-Z」に掲載して頂いた漫画、挿絵を中心に集めた単行本です。こちらも幸いなことに予定通り販売させて頂くことが出来ることになっております。本当にこんな状況で、そうして頂くことが出来るのは幸運としか言いようがありません。こちらもやはり「販売しますよ!」と大声で言える精神状態にはないので、後日改めて詳細についてお知らせさせてください(尚、サイン本の先行予約は「G通販光房」にて受け付けておりますので、もし良かったら是非宜しくお願いします)。
なお、こちらについても、本当にささやかで恥ずかしい限りですが、印税の一部を義捐金として日本赤十字社にお送りさせて頂きます
今回、こうした単行本、同人誌製作にあたり、偶然にも日頃あまり話すことがない印刷会社の方達や通信販売関係の方達と話す機会がありました(地震のために色々な調整が必要だったのですね)。そんな中で色々な声を聞き、今、こういうときに、私ただひとりが我が儘を言って倒れてしまったり、投げ出してしまったりすることは、私にとっては甘えやセンチメンタリズム以外の何物でもなく、決して誰の得にもならないのだということ、災害復興に少しでも貢献したいと思うのであれば、経済を動かすこと、動かし続けること、走ること、走り続けること、働くこと、働き続けることなのだと、改めて考えさせられました。
なんて、少し偉そうなことを言ってみるものの、やはりまだまだ心の整理が出来ていません。
それでも、やはり、今は、そうなのだろうと思っています。
みなさんどうか無事でいてください。
また後日改めて色々と書きますね。
そしてそのときには、改めてみなさんにも楽しんでいただけるような絵を描きたいと思います。
市川和秀拝