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2015 年 2 月 のアーカイブ

夏コミ申し込みしたー!

2015 年 2 月 18 日 Comments off

夏コミ申込み、ようやく終わったー(汗)。
なんか、むっちゃ時間かかったよー(汗)。
終わらないかと思った!

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うむー、とりあえず髭熊なお父ちゃんとラーメン屋の大将を描いた……んだけど……これじゃ大将、浮気してるみたいじゃんねえ?(笑) 監督とはどーなったのよっ!?

あ、カラーの背景はおふざけです(汗)。
Webカタログ用にカラー作ったけど、背景は修正します勿論wwwww

 

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海外ドラマ・ドクターWHO?

2015 年 2 月 17 日 Comments off

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何故か知らないが、周囲の友達がみんな「ドクターWHO」という番組が大好きでして。
彼らの話に追いつくべく、この年末年始でいっきにバババッと観ました。
約100時間だ!市川何やってんだ!

えーとね、海外ドラマです。BBCなので英国でございます。
位置づけ的には、「子供向け、空想科学ドラマ」、と言う感じですかね。

内容は、惑星ガリフレイ出身の宇宙人「ドクター」が、宇宙船でもあってタイムマシンでもある「ターディス」に乗って、宇宙のあちこち、過去、現在、未来まで、縦横無尽に冒険してまわる、というもの。

実は相当な長寿番組で、無論10年ぐらい放映してない期間があるんですが、それでも50年ぐらい続いています。なので「子供向け」とは言いながらも、ホントのホントに「ドクターWHO」大好きって言う人達は、幅広い年齢にいるわけです。

旧作品(1963年から1989年)は観る機会がなかったので、今回は新作品(2005年から)のものを観ました。

いやあ、時代なんですねえ。

ゲイからレズビアンからバイセクシャル(って言うより、オムニセクシャル)から、登場人物にバンバン普通に登場する。
しかもそれがホントに普通のヒーロー達だったり。

海外ドラマ、と言うと、大雑把に「アメリカのもの」と認識されちゃうんですが、実は全然違う。

自分が思うに,てか、ホントに偏見な私見ね、アメリカのドラマだと「ゲイが登場した! レズビアンが登場した! バイセクシャルが登場した!すげーすげー!」と、まだまだ番組自体がそんな感じになっちゃうのに(番宣も含めてね)、英国ドラマだと「ええ、普通に登場してますが、それが何か?」とさらりといっちゃう。人種や宗教に対する問題も、アメリカのドラマだとすごい「公平にしようね!差別絶対いけないよね!頑張ろうね!」という一生懸命さがあるのに、英国ドラマだと「ええ、全然そんなの全員平等だねって一応は考えるんだけど、でも実はあんまり平等じゃなかったりって厳しい現実があるとこで、まあ、とりあえずそこからスタートしましょうかってのが普通ですが、何か?」、という涼しい風が吹いている。英国社会なんて、現在も残っている階級制度とか出身地による面倒なものが無茶苦茶一杯なのに、その辺不思議だなーと。その辺が無茶苦茶面倒なので、さらりとしておかないとやっていけないのかしら。

ドラマの内容も、アメリカのドラマだと、すごいスッキリ白黒しましょう!的な感じで、正直、ときどき一杯一杯になったりします(自分はね)。でもイギリスのドラマだと、人生の割り切れない感じ、とか、ビターな感じ、人生ハッピーだけじゃないよねというグレーな感じが一杯出てきてます。「ドクターWHO」もそんな感じ。うーん、どっちが好きかって言われると難しいですけどね。流石に途中で色んなやりきれなさにヘコんで、しばらく番組を観るのをやめちゃったぐらいだったしw

でも、それにしても、日本のアニメの影響ってすごいのねえ、とも思ったり。

機会がありましたら、どぞー。

「排除セヨ!」「排除セヨ!」(ドクターの宿敵ダーレクのセリフなのwwwww)

 

追記:BBCのドラマなので、かの俳優ルパート・グレイヴスが登場します。あ、1回だけのゲストだけど。 映画「モーリス」(!)のアレックです。ルパート・グレイヴスよ!いやん、あれから相当歳取ってイイ感じのおっちゃんになったのが萌え萌えですw。あの頃のキミは若かった!w 同じくBBCの「シャーロック」にもレストレード警部役で出てますね。声も案外ホントにおっさん臭いし、さらには下半身が元気そうなおっちゃん感が漂うのが何ともタマりまへんwwwww(レストレードなんて、正義の味方で更に下半身が元気そうなのよ!?何なの!?反則だわ!!wwwww) パパ、とか、お父さーん、というよりも、父ちゃん!って感じ(笑)。タマらんwwwwww

15021701(ドクターフーでゲスト出演しかしてないけど、ルパート・グレーヴス)

 

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[本]1932年のセックス・アンド・ザ・シティ…?

2015 年 2 月 16 日 Comments off

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人工シルクの女の子

著・イルムガルト・コイン

 

結構ずいぶん以前に読んだ本です。
よもやタイトルはホントに「セックス・アンド・ザ・シティ」であるわけもなく(笑)。
「人工シルクの女の子」です。作者はイルムガルト・コイン。

 

うーわー、コインの日本語のWikiないじゃん(;´Д`)。
1932年にドイツで発表されているので、約90年前の本。
と、言うか、日本語訳が出ていることがとにかく素敵素敵!
日本語訳だけじゃなく、他にエッセー一編と時代背景などを説明した解説もついています。
これは英語版より断然オトクですのよ、奥様!
素敵素敵!
ありがとうございます!
こんなボクのために、本当にありがとう!ありがとう、世界!(何様だ、市川)

 

[あらすじ]
第一次世界大戦と第二次世界大戦間、ヴァイマル共和国時代のドイツ。ベルリンのモダンガール、ドリスはとにかく今の自分とは違う何かになりたいと思っている。仕事をしても、上司とはそりがあわず、男達とのセックスも上手くいったりいかなかったり。それでも「とにかく『キラキラ』になりたいのよ!」、セレブに憧れるドリスはそう思いながら日々生きている。

 

このあらすじ、何かに似ていませんかね?
「ブリジット・ジョーンズの日記」だったり、「セックス・アンド・ザ・シティ」だったり。
ところがこの本は、およそ100年近く前に書かれているものなのでござるよ。
主人公ドリスは「毛皮」がとにかく何より好きで、「SATC」のキャリーにとっての「靴」というアイテムに似ていたり。
舞台背景などを知らなければ、先月発表された本です、と言っても何の違和感も無い。

 

90年も昔、こんな瑞々しくてポップな文学があった。
それが何故90年近く喪りさられてしまったのか。
まさにそこには、ナチスドイツの台頭と第二次世界大戦に向けてのナショナリズムの高揚という原因があったのでした。逆に言えば、戦前、大戦間時代、1920年代から30年代初頭までは、これほどまでに瑞々しい文化が存在した、ということ(正確には単に瑞々しいだけではないのですが)。そして、それがナチズムとナショナリズムの嵐の中で消されてしまった、ということ。

 

イルムガルト・コインは盗作疑惑が発生して、処女作、2作目以外、実はそれほど評価が……ごにょごにょごにょ。40年代以降、70年に再度脚光を浴びるまでほとんど忘れられていたのだとか。しかしそんな中でも、「人工シルクの女の子」はナチスドイツによって禁書処分を受けます。「青少年の健全教育、社会の健全な発達を阻害する本」だということが理由です。

 

今読めば、全然普通なこと。
何故それが禁書処分にならなければならなかったのか。
何がそうさせたのか。

 

そのことを考えると、何だかなあって気持ちになったりでござるよ(´・ω・`)ショボン

 

追記:本書の主人公ドリスとブリジットやキャリーを絶対的に分かつものは、人生の選択肢の数かなあ。
ドリスはどんなに頑張ってもせいぜいタイピスト、という職業にしか就けまへん(でも当時としては全然おしゃれさんな仕事のひとつ)。で、それは技能の問題じゃなくて、どんなに頑張って才能があっても、地位のある役職はみーんな「男」のものだから。それが当時の社会のルールだったから。キャリーたちはひとりで生きていく、という選択肢も選べるけど、ドリスにとっては「結婚」という選択肢は、社会で生き残ってゆくための、必要欠くべからざるサバイバル技術のようなもの。
100年でどんだけ変わったか………………うむむむむ。

「人工シルクの女の子」 イルムガルト・コイン著 (amazon.jp)

 

 

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