一日一アクメ顔スケ~~~~~ッチ!
本日のアクメ顔。
いや、もうアクメ顔とかわけがわからない(笑)。
でも、ホント、ビデオ男優さんの射精してる瞬間を参考にして描いてるから、アクメ顔であることは間違いない!
イク瞬間の顔。いろいろ見ていると、ホントにやっぱり微妙な顔の動きとか勉強になります。
くそ~~~~~、これからもっと勉強するぞ。
てか、もっと人間の表情全般を研究してみるといいかも。
日々精進ですなあ。
あとは角刈りが描きたかったので(笑)。
うむ、角刈りは難しい……。
これがセクシー!というのは頭の中にあるのに、いざ描こうとすると何かが足りない感じになっちゃう。
自分の心の中にある、『角刈りセクシー!』、な気持ちを伝えきれていない感じで、くうううううっ、何故だ!?何故俺のこの愛を伝えきれないのだ!?となるのでした。
スポーツ刈りのほうがキャラクターのセクシー感を伝えやすい……気が。
顔の形と髪型の微妙な関係なんですかね?
くふーーーーーーっ!
でも何だか『さぶ』っぽい雰囲気でアガる♪
さて!
江戸時代の価値基準にのっとって、『男色』『衆道』『陰間茶屋』『性別』『セクシャリティー』を考えてみたら、一体どうなるんだろう、と市川が疑問に思って書いてみた、掌編『かはつるみ』の第三回目。
とりあえず田積千代丸と田積主計編は終わりー。
面白くなったのでときどき書いてみようと思いますです。
エロは絶対ないけどねっ(笑)。
第一回と第二回はこちら~。
第一回
第二回
掌編「かはつるみ」(3)
-田積千代丸と田積主計の場合
****
主計は夜、文机に向かいながら考えていた。
念者念友、衆道のことなぞ、千代丸は全く分かってもいない。
本当にあいつはいつまでたっても子供だ。
父上と母上は来年、千代丸を元服させようと思っているらしいが、果たして本当にどうなることやら。
藩学に通って学問に精を出しているはずなのに、いまだに乳母のすずの話、戦国の世の冒険譚にうつつをぬかしているのも、子供じみていていけない。
酒席で叔父上が言っていた。
昔は衆道の関係がこじれて刃傷沙汰になることもあったのだと。
故に藩内では、衆道は好ましくない、というお触れが出たこともあるらしい。
戦国の世のように、命を賭して戦う戦場ならば、何をしてでも自分の背を守る人間、義兄弟がいてくれれば助かる。
命の問題なのだから。
けれども現代のような平和な世の中であれば、その必要はない。
ましては忠義は上様にこそ向けられるものであって、朋輩などに向けられるべきものではないのだ。そんなことをしていたら物事の順序、というものが狂ってしまう。「お伽噺」の上のことであればまだしも、現実の世界で衆道は今の世の中には少々「やっかいなこと」を引き起こしかねない。
それ故、平和な時代、忠義の心に無益な混乱を生じさせないために、衆道は好ましくないというお触れが出たのだろう。
無論、だからといって、若輩者を年長者が良き道にすすめるように手を引いてやる、そうしたこと自体に否やを唱える者は誰もいない。
確かに友の中には、真剣に念者念友の関係を結んでいるものもいる。
こちらは主従関係のような心の堅さを感じる。
お互い、人生の高きを目指し、相助けあっているような、男子の清いものを感じる。
あるいは城下でも知られた美形の前髪に「岡惚れ」しているものたちもいる。
彼らは前髪の清々しさにふわふわと心ときめいているように思われる。
甘やかな時間をそこに求めているのを感じる。
自宅の下女や商家の娘に入れ込んでいるものもいる。
こちらは少々軟弱な者達とみなされていて、その者らの家族は娘達に惑わされて腑抜けにされるぐらいなら、前髪の若者と契って凜としてくれるほうがマシだと愚痴をこぼしている。
心奪われて、うつつを抜かすのは、男子の本懐ではないのだ。
さまざまなものがいる。
ただ、主計には念者だの念友だのという関係は堅苦しくて、古くさいようにも感じられた。そして前髪の美形よりも、下女や商家の娘の方が魅力的に感じられたのだ。
もっとも、友の中にはまだ前髪を落とさないものもいて、そんな彼らが武芸にはげむ様子を見たとき、主計の下半身が妖しく疼くときもある。
そんな清々しい前髪に言い寄られたら悪い気はしない。
相手から想いを寄せられて、もし自分の気持ちも傾けば、念者念友の間柄になることはあるだろう。
娘達と前髪は別の話だ。
敬一郎と自分は親しい友だ。
けれども何故念者念友にならないのだろう。
俺は敬一郎のことをとても大事だと思っている。
けれどもそれは恋とは違うものだった。
どちらからもそんな話が出たこともなかった。
それだけの話だった。
父上は今宵も佐賀様のお宅にお泊まりのようだ。
漢詩の話が興じてしまったか、仕事の話が長引いてしまったか。
どうせいつものことだ。
父上と佐賀様は今でも『かはつるみ』を共にされるのでしょうか。
千代丸の幼い問いには笑ってしまった。
馬鹿馬鹿しい。
人間、そんなことをする気持ちになるのは前髪がある間だけだ。
前髪を落とした大の男が、ふたりでそのようなことをするワケがない。
そんな不自然なことがあるものか。
それにだ。
俺も敬一郎も、もう前髪のある子供ではなく、立派な大人の男だ。
ひとりの独立した、立派な人間だ。
その「前髪のない」敬一郎が今、突然主計に恋をうちあけたとする。
そんなとき、自分はどのように感じるだろうか。
何だか馬鹿にされたような、男として一人前だと見なされなかったような、とても侮辱されたような心持ちになるだろう。
けれども例えば敬一郎にまだ前髪が残っていたら。
あるいはまだお互いに前髪が残っていたら。
敬一郎の恋が真摯であれば、応えてやることもあるかもしれない。
敬一郎は朴念仁なところがあるが、かえってそれが素朴で清いものを感じさせる。
顔は間違っても女子のように美しいことはないが、男子らしい凜々しさを持っている。
応えてやることに否やは全くない。
そういうものだ。
本当に千代丸はいつまでも子供だな。
まるで人の道の道理が分かっていない。
主計はふふんと嗤った。
(了)
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