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そう言えばそんな写真展が……

2018 年 7 月 8 日

原稿を描きながら
ふと思い出したですよ。

 

グレゴリー・コルベール

 

カナダの写真家、というか
映像作家です。

2007年にノマド美術館とかって
お台場で巨大な展覧会を
やっとりました。

自然と人間、動物を扱った
とても寓話的な写真や
映像が展示されてたです。

寓話的なイラストを
写真にしたかのような感じ。
とても詩的で
印象的。

 

しかし、昨日
ふとその名前を思い出し
(何故思い出したのかは謎)、
すっかり忘れていたことに
ちょっとビックリもし、
そして、今になって考えてみると
2018年の今現在に
同じような作品を発表して
あんな展覧会を
開催しようとしたら
各種保護団体から
物凄い批判の嵐になるんじゃ
ないかなって
思ったり。

確かに作品は
とても寓話的で
綺麗な画像だったけれど
…………
…………
…………
あれって自由気ままに
動き回る自然な姿の
動物を撮ったものでは
なかったですし……。
(もちろん、中には
自然的なものもあったけど)

基本的には
最初にきっちりと
構図を決めておいて、
それを作り出すために
動物を静止させたり、
決定的瞬間を
狙って動かさせて
撮っていたもの
だと思う。

 

最近の英語圏の
映画とかテレビだと、
トラブルを避けるために、
「この映像には動物が
登場していますがCGで
合成したものです。
実際の動物は使われて
いません」等など、わざわざ
テロップが流れたり
する。

イマドキは動物の
扱いは結構慎重を
要する案件なのだと思う。

コルベールの映像も
今ならもっと簡単に
CGで作り出せる
かもしれないけれど、
そもそもCGじゃない、
というところが
ウリだったと記憶してる。

 

それにしても
こんなことを思い出してみたら、
10年の時間って
社会の様子が
とても大きく
変わるんだな、と
ふと思ってしまった。

価値観もしかり。
テクノロジーの
進歩も案外すごいものです。

それと同時に
あれ?たかが10年前?
とも思ってしまった。

 

 

最近の彼はどんな活躍を
しているのだろう?と
思って調べたけれど
よく分かりませんでした。
新作とか
撮ってるワケ、でも
ない感じ……。

 

 

ノマド美術館。
平日の遅い時間に
観に行ったからか
案外館内は空いていて
ゆっくり見られた記憶が
…………。

寓話的な絵作りは
とても印象的で
素敵だったし
ポストカードとか
買ったと思う。

 

 

でも
何故すっぽりと
記憶から抜けていたの
かなあ???

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