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映画「EX MACHINA」観たです

2016 年 6 月 24 日 Comments off

映画「EX MACHINA」を観たです。

いや、去年から観たいとは思ってたんですが、DVD購入も何となく手が出ず。

で、先日視聴に至りました。

 

人工知能AIが人間かどうかをテストするチューリングテストを軸にした物語。

今現在上映中なので詳しい話とかは置いておいて。

検索とかネット通販とかの際に出てくる、「オススメ」情報。ユーザーの検索などのアルゴリズムから、「このユーザーはどういったものを好む傾向にあるのか」みたいのを導き出す。こうした情報がどんどんどんどん蓄積されている現在、この蓄積される「人間の趣味嗜好」の情報は最終的に一体どこにつながるのだろうか、という話。

ちょっと背筋が寒くなる感じ。

 

2014年にはすでにチューリングテストを実際にパスする人工知能が出てきてるわけですしね。

チューリングテストに「13歳」の人工知能が合格。
http://wired.jp/2014/06/11/eugene-the-supercomputer/

さらにはこれはドタバタで終わったけれど、Googleが色々学習してゆくチャットボット「Tay」を公開したり。

Microsoft chatbot is taught to swear on Twitter
http://www.bbc.com/news/technology-35890188

あるいは会話をベースにしたインターフェースを某通販サイトで導入した、カスタマーサービスを人工知能に任せられるように開発中などなど、色々そういう話は耳にします。極端な話、じゃあ技術的特異点、シンギュラリティの問題とか、ホントはどうなのどうなの?????みたいなこととか。

 

まあ、この辺の諸々の興味もあって、この映画「EX MACHINA」を観たわけです。

 

 

その辺は別として、役者さんってすごいんだなあと思いました。

ネイサンの「自分が上の立場に立った上で、相手にフレンドリーに距離を縮めることを迫りながら、実は相手のことを相当見下してて、というよりも、そもそも自分以外の人間がこの世に存在してなくて、自分以外の人間が何であろうと、どうであろうと気にもとめない」傍若無人ぶりをみていると、ああ、ホントにこういう人いるよね、的な。感情の上下も含めてすべて、常にそこにあるのは「自分」だけなのね。他人、というのもが存在しない世界。あるいはケイレブの普段のちょっとやぼったい感じと、ネイサンの感情を害さないようにドキドキする感じ、そして感情が高ぶって何かを決断して以降の豹変する顔つきとか(ホントに別人に見える。ある意味、ワイルドでカッコイイ感じにすら見えるぐらい豹変)。

きっと別の役をやったら、彼らは全然別人になってしまうんでしょうねえ。

やっぱりすごいなあ。

 

 

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カテゴリー: 映画, 雑記 タグ:

歯医者さん七転八倒記

2015 年 11 月 25 日 Comments off

市川、現在、歯の治療をしている。
いや、何か6月ぐらいから歯が痛くなったので、歯医者に行かなくちゃと思っていたんですが。夏コミの準備とか色々で、結局行き始めたのは9月末ぐらいからですかねえ。

レントゲン撮っても全然虫歯になってない、と言われて。
一応、念のために一度治療して被せた箇所を開いて、あれやこれやしたんですが。
結局やっぱり何も悪くない。
で、まあ、そんなこんなです。

今は痛くなくなっちゃったし。

何だったんですかねえ。

しかしだ。

市川、本当に歯科治療が苦手で苦手で仕方が無い。
と、言うより歯医者さん運が…………なのかも(汗)。

そう言えば歯医者さんエピソードには事欠きまへん。

以前、Twitterにも書いたんですが、5歳ぐらいの頃にかかった歯医者は元軍医さんだったか何だかで、治療中に怒鳴る怒る物を投げつける、何だか強烈モーレツな人でした。子ども心に相当ビビった!世の中の歯医者さんってみんなこんなもんかと思った!70年代のニッポンなんてまだまだそんなんだったんだってばっ!(笑)

んで、中学生の頃、別の歯医者さんに真面目に通ったときには、ある日突然忽然とその病院が姿を消しまして。何があった!?と思ったら、ずーっと治療をしてくれていた女医さんが実は歯医者さんの奥さん、というだけで、別になーんの免許を持ってるわけでもなかった事実が発覚して大騒動とか。80年代のニッポンなんてまだまだそんなんだったんだってばっ!(笑)

その後も、20代にかかった歯医者さんでは、親知らずを抜歯するのに、どうにも上手く行かなかったらしく、約8時間口を開け続けさせられて、とんでもないことになって、結局「この親知らずは上手く抜けませんね。このまま元に戻しておきましょう」みたいなことになったりとか。8時間とか「元に戻しておきましょう」って何!? 無理だったらその後何で大学病院を紹介しなかったの!?ってな感じだったり。90年代のニッポンなんてまだまだそんなんだったんだってばっ!(笑)

30代でまたまた別の歯医者さんに真面目に通ったときには、ある年末、担当の先生がいませんで。代理の若い先生が診察してくれたわけです。若い先生、治療した箇所を見るなり、「……この治療って誰がしたんですか…………ちょっとこれは……相当酷い下手過ぎるんですが…………」「え、ここの先生ですが?」。次の瞬間、その代理先生、「しまったっ!」という顔をして口ごもってしまい。何を聞こうと最早その話題には絶対に触れてくれず。一体どんな治療されたの!?、みたいな。2000年のニッポンなんてまだまだそんなんだってばっ!(笑)

ついこの前まで治療してくれていた、ちょっとイケメソ歯医者さんも、何だか色々なことがあったらしく、これまたどこかに行ってしまい……。うむむむむ。

で、2015年、40代、歯科治療が再びはじまったわけです。
まあ、今は大きな虫歯はなくて、小さなものだけ、のようですが……。

「うーん、普段からもうちょっときちんと通院して、ちゃんとケアして頂ければ良かったんですけどねえ」

先生…………ワタクシ毎回結構きちんと歯医者さんに一生懸命通っているの。
それが何だかとんでもないことになるの。
市川の歯はこの先一体どうなるの!?

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↑こんなイラストみたいな歯医者さんがいたら一生ついていくですよ、ホントに(笑)。

 

 

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時をかける女優

2015 年 11 月 22 日 Comments off

今朝方Twitterでも書いたんですが、あの名作映画「ライムライト」を観たわけですよ。

1952年の、喜劇王チャップリンが出てる白黒映画です。

で、この映画に女優・クレア・ブルームが出てましてね。

綺麗なわけです。

画面とかアップのときに紗がかかったりしてさー。

まあ古い映画特有の音声とか、ロマンティックねえ、みたいな。

でも、調べてみたら、このクレア・ブルーム、全然現役の女優さんなんですよね。

映画「英国王のスピーチ」とか出てるし。

それより何より市川が一番衝撃的だったのは、イギリスのSFテレビシリーズ「ドクターWHO」にも出てたってことっすよ。しかもたかだか数年前に。

20世紀には古~い音声の白黒映画に出てて、下宿宿で「あたし、足が動かない!バレエがもう踊れないわ!」とか言って、自殺未遂するプリマを演じてた女優さんが、21世紀には「惑星ガリフレイが陥落する!」とか言ってるわけです(笑)(あ、このセリフを言ったわけではないですが)。

まあ「ライムライト」はカラー映画が撮影出来る52年に白黒で撮っていて、尚且つ当時ですらどこか古い映画的な雰囲気を醸し出そうとしているので(舞台は第一次世界大戦の辺り)、隔世の感がことさら強調されちゃうのかもですが。

それでもかつて白黒映画の劇場でチャップリンと一緒にいたプリマが、今ではハイビジョン映像の時代に時空を超えた星間戦争のまっただ中にいるんすよ、普通に(笑)。「英国王」に出たことよか、断然そっちのほーがすげえ。

リアル時をかける少女だ、絶対(笑)。

 

 

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